無形資産とは何?

無形資産とは何?

無形資産の代表例は、特許やノウハウ、ブランド、販売先や仕入先との関係などがあげられます。
そして、無形資産は、M&A等を行う際に主に会計目的で評価が求められます。
国際評価基準によると、無形資産とは、 「その経済的特性によって現れる非貨幣性資産であり、物質的実体はもたず、その所有者に権利と特典を与え、通常その所有者の為に収入を創出するもの」とされています。

無形資産の例として

・契約に基づく無形資産
フランチャイズ契約 リース契約 建設許可
営業及び放送権 雇用契約
広告、建設、マネジメント、サービスまたは供給に関する契約

・顧客関連無形資産
顧客リスト
顧客契約及び関連する顧客関係 契約に基づかない顧客関係

・マーケティング関連無形資産
商標、商号、サービスマーク、団体マーク及び認証マーク
インターネットのドメイン名

・技術に基づく無形資産
特許技術 特許化されていない技術
データベース
秘密製法、プロセス及びレシピなどの営業上の機密

・芸術関連無形資産
演劇、オペラ及びバレエ  絵画および写真
書籍、雑誌、新聞およびその他の文学作品

・映画またはフィルム、音楽テープおよびテレビ番組を含むビデオおよび視聴覚データ

無形資産とは認識されないものの例(会計基準に照らして)

 ・人材関連無形資産
訓練され、集められた従業員 顧客サービス能力
組合契約、非組合状況を含む、労働者との関係
継続して行われる研修プログラム

・戦略関連もしくは企業関連
組織的なインフラ 成長機会
信用格付けおよび、資本市場からの資本調達力