M&A全体像
譲渡(売り手)の流れについて
譲受(買い手)の流れについて
士業専門家の役割
公認会計士/税理士 | 税・財務面からの譲渡スキームの検討・策定 譲渡側企業の簿外債務の把握など適正な財務諸表であるかの確認・調査 |
不正な経理処理、簿外債務 法人税・事業税の未払・申告漏等 |
---|---|---|
弁護士 | 想定トラブル、リスクの予防や調整、スキームの策定、契約書のリーガルチェック等 株式の状況、関係会社、取引契約書などに法的問題はないか調査 |
将来のトラブルや損害賠償の可能性 過去の係争事件の有無等 |
司法書士 | 不動産・商業登記の状況確認、手続 | 不動産の権利関係の確認等 |
社会保険労務士 | 社員の年齢、勤続年数、労使関係、就業規則の状態調査 人事契約書の確認 未払残業代 |
労使関係の問題有無、統合後の制度変更支障の有無等 |
行政書士 | 許認可の確認、行政上の許認可手続 | 許認可の内容確認、申請等 |
2つの契約方法
M&Aにおいて相手方と条件の擦り合わせをしていく際には、
大きくわけて「仲介方式」と「アドバイザー方式(FA契約)」の2つがあります。
仲介契約
仲介方式は、譲渡側と譲受側の間に立ち、成約までの業務をサポートする形態です。
アドバイザー方式
(FA契約)
アドバイザー方式(FA契約)は譲渡側または譲受側のどちらか一方のエージェントとしてM&Aの交渉サポートを進める形態です。